RcloneViewで1Fichierのファイルをクラウドストレージへ自動ダウンロード・整理する方法
1Fichierが得意とすることは一つだけです。それはファイル共有です。ヨーロッパのユーザーに愛用されており(GDPRにも準拠しています)、非常に人気があります。しかし、1Fichierを一時的な保管場所やバックアップ先として使ってきた人なら、あの苦痛をよくご存じでしょう。ファイルが積み上がり、何がどこにあるか分からなくなり、それを「本来の」クラウドストレージ(Google Drive、OneDriveなど)へきちんと整理して移すのは、手作業では悪夢のような作業です。
1Fichierのファイルをすべて自動でダウンロードし、日付や種類ごとに整理して、メインのクラウドへ同期したいと思いませんか?RcloneViewを使えば、これが簡単に実現できます。

すべてのクラウドを一か所で管理・同期
RcloneViewはrcloneのクロスプラットフォームGUIです。フォルダを比較し、ファイルを転送・同期し、クリーンなビジュアルインターフェースでマルチクラウドのワークフローを自動化できます。
- ワンクリック操作: コピー · 同期 · 比較
- 信頼性の高い自動化のためのスケジューラーと履歴
- Google Drive、OneDrive、Dropbox、S3、WebDAV、SFTPなどに対応
コア機能は無料。Plusで自動化機能を利用可能。
1Fichierの問題点:あちこちにファイル、整理はどこにもない
1Fichierのウェブインターフェースはシンプルですが、そのシンプルさが混乱を生みます。
- 誰かとファイルを共有する → 自分の1Fichierアカ ウントに残る
- 何かをダウンロードする → とりあえず1Fichierに放り込む
- ファイルをバックアップする → 1Fichierが手軽な保存先になる
- 気づけば、意味不明な名前の整理されていないファイルが500GBも溜まっている
こうしたファイルを、検索・共有・コラボレーションが可能な本来のクラウドストレージへ移すのは当然の次のステップですが、その作業は手作業です。
- 1Fichierからファイルをダウンロードする
- Google Driveにアップロードする
- これを50回繰り返す
- 泣く
RcloneViewは、この面倒な作業を自動化されたワークフローに変えてくれます。
1FichierをRcloneViewに接続する
RcloneViewを開き、新しいリモートを追加します。
プロバイダー一覧から1Fichierを選択します。1Fichierアカウントで認証(OAuth)を行うと、RcloneViewが保存済みファイルへのアクセス権を取得します。パスワードが設定ファイルに残ることも、APIトークンが露出することもありません。
これで、1Fichierアカウント全体がRemote Explorerに表示されます。おなじみのファイルブラウザで、保存されているすべてのファイルとフォルダーを閲覧できます。
ワンタイム:1Fichierのファイルをすべてダウンロード・整理する
1Fichierに溜まったファイルの山を、一気に片付けましょう。同期パネルを開き、左側に1Fichier、右側にGoogle Drive(または任意の同期先クラウド)を配置します。
RcloneViewの同期機能では、次のようなオプションを選べます。
- フラット転送(すべてのファイルを一つのフォルダーへ)
- フォルダー構造を維持(1Fichier内で何らかの整理をしている場合)
- 日付でリネーム(ファイルが届いた日時が分かるようにタイムスタンプを付与)
- チェックサム検証(ファイルが破損していないことを確認)
設定したらあとは放っておくだけです。RcloneViewが転送全体を管理し、帯域幅の調整と整合性の検証を行います。
進捗はリアルタイムで確認できます。ファイル数、転送速度、完了予定時刻、個々のファイルの状態が表示されます。