写真家向けガイド:RcloneViewでギャラリーをあらゆるクライアントのクラウドに配信する
· 約7分
最終データを一度ステージングしたら、あとはクライアントごとに求められるストレージへ振り分けるだけ。Google Drive、Dropbox、OneDrive/SharePoint、Box、あるいはS3/Wasabi/R2。RcloneViewはrcloneの上に構築された2ペインGUIで、Compare、Jobs、クラウド間の高速転送を備えているため、毎晩同じギャラリーを何度も再アップロードする必要はなくなります。

すべてのクラウドを一か所で管理・同期
RcloneViewはrcloneのクロスプラットフォームGUIです。フォルダを比較し、ファイルを転送・同期し、クリーンなビジュアルインターフェースでマルチクラウドのワークフローを自動化できます。
- ワンクリック操作: コピー · 同期 · 比較
- 信頼性の高い自動化のためのスケジューラーと履歴
- Google Drive、OneDrive、Dropbox、S3、WebDAV、SFTPなどに対応
WindowsmacOSLinux
無料で始める →コア機能は無料。Plusで自動化機能を利用可能。
写真家がこれを必要とする理由
- クライアントは公開リンクではなく、自社ストレージへのアップロード(ポリシーや保存要件による)を求めることが多い。
- 案件ごとに配信先が異なる:エージェンシーはDrive、ブランドはDropboxのファイルリクエスト、レタッチャーはOneDrive、アーカイブはWasabi/S3。
- クライアントごとに8〜12GBを再アップロードすると自宅のアップリンクが逼迫し、ベンダーアプリはエラーの内容が不明瞭。
- 部分的な更新が必要:すべてを再書き出し・再アップロードせず、変更した選定分だけを送りたい。
- スピードのためにクラウドVM上でステージングすることもあり、そこでのブラウザログインは扱いにくい。
RcloneViewは1つのUIで100以上のプロバイダーに対応し、アップリンクがボトルネックになる場合は重い転送処理をクラウドホストのrcloneに移すこともできます。
クイックセットアップ(10分)
- RcloneViewをインストール(Win/macOS/Linux):https://rcloneview.com/src/download.html
- リモート -> + 新規リモート からクライアントが使用するリモートを追加:
- Google Drive、Dropbox、OneDrive/SharePoint、Box(OAuth)。
- S3/Wasabi/R2/B2(S3互換:エンドポイント+キー)。
- カスタムエンドポイント用のWebDAV/SFTP。
- 任意:クラウドVM上で外部rcloneを実行し、クラウド間転送を高速化。ガイド:https://rcloneview.com/support/tutorials/new-window-with-external-rclone (このパターンは任意の組み合わせで使えます)。
👉 リモート設定の参考資料:
配信フロー:一度ステージングして、どこへでも配信
Projects/Client/Finals(ローカルSSDまたはNAS)に最終データをステージングする。- 2つのペインを開く:左=Finals、右=配信先のクラウド。
- Compareをクリックして不足分を確認し、**Copy ->**で新規・変更ファイルのみを送る。
- 右側のタブを次のクライアントのクラウドに切り替え、同じソースを再利用する—2度目のローカルアップロードは不要。
- 繰り返し利用するクライアントについては、各フローをJobとして保存し、実行またはスケジュール設定する。